まもなく2000症例

府中恵仁会病院に赴任させていただき1年が過ぎました。間もなくUAEは100症例、1998年から通算すると約2000症例になります。恵仁会病院でのUAEは技術的成功率:両側の子宮動脈にカテーテルが挿入でき塞栓する:は片側の子宮動脈が欠損していた1例を除き全例に成功しました。片側
の子宮動脈が欠損する例は100~200例に1例ほどあります。この症例のみ片側塞栓でした。

脳血管や心臓血管のIVRはそれぞれ脳外科、循環器科によって行われています。脳動脈瘤のコイル塞栓術、脳動静脈奇形の塞栓術、頚動脈狭窄症に対するステント治療は脳外科、冠状動脈ステント治療、下肢ASO、腎動脈狭窄、透析シャントPTAなどは循環器科が行っています。

私は脳血管、心臓血管以外のIVRは大抵こなしますので、府中恵仁会病院にはIVRセンターがあるといってもいいほどです。

脳血管や心臓血管のIVRでのディバイスの発達には目覚しいものがあり時折見学させていただき
自分の技術向上に役立たせてもらっています。