透視時間10分以内を目指して

球状塞栓物質であるエンボスフィアは血流にのってゆっくりと末梢に流れていき、粒子径と閉塞する血管径とに相関関係があるためエンドポイントに達するまでどうしても時間がかかってしまい透視時間が(従来のゼラチンスポンジと比較して)延長してしまいがちでした。これは球状塞栓物質の扱いに精通していなかったとも言えます。これを打破するのが目標でした。つまりUAEの透視時間を10分以内で!が自らに課した目標でした。
先週、今週と9症例を自身のみが施行した症例では

8分6秒 4分48秒 19分24秒 7分12秒 9分48秒 4分54秒 6分42秒 8分48秒 9分

でした。

19分24秒かかった症例は卵巣動脈も塞栓したケースでした。

ほぼ目標を達成しました。

常に前進したいと思います。