調布恵仁会クリニック開設以来3年と2か月が経ちました。この間938件のUAEを施行することができました。
本年5月に福岡で開催された第48回日本IVR学会総会のシンポジウムで日本におけるUAEの現況の中で日本全国で行われているUAEの半数が私の手によるものであることが報告されました。
さらに学会総会で本院での症例をもとに日本医大の石川先生の演題が名誉あるfeatured articleに選出されました。
私の元で5年以上にわたって助手(現在は術者としてもUAEを行っている)アルテミスウイメンズホスピタルの浅野先生がIVR学会UAEガイドライン作成委員に選出されました。
矢嶋看護師はインターベンションエキスパートナース試験に一発合格(恵仁会グループ初の快挙です)と少しづつ形になってきました。
当然私も少ない被ばく線量、少ない造影剤使用、迅速な手技を常に考えて透視時間はだいたいの症例で10分以内で施行するようになってきました。決して急いで行うのではなく無駄なことをしない。基本に忠実にする。患者さんの利益を考える。これが最終的には社会貢献につながるわけです。